会長メッセージ
日本教師学学会会長 西森章子(広島修道大学)
このたび、日本教師学学会の会長を務めることとなりました西森章子と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。
2026年3月20日〜21日に信州大学(長野キャンパス)で開催されました日本教師学学会第27回大会におきまして、会長職をお引き受けして以来、責任の重さをあらためて感じております。これまで本学会を長く力強く牽引してくださった浅田匡先生をはじめ、尊敬する先生がたのご功績を思うと、私のような者でよいのかという思いがございます。しかしながら、背中をそっと押してくださった皆様のご期待をまずは受けとめ、自らも一から学び直しながら、実践と研究をつなぐ場である教師学学会を、より豊かな「人と人とのかかわりの場」にしたいと考えております。
1998年5月の創設から本学会は今年で29年目を迎えます。この間、教える内容の高度化や専門化が進む一方で、教える人の役割の曖昧化、学び手の多様化も進み、私たちが身を置き、観察し、学び続けている実践そのものは、豊かさを失いつつあるように感じます。そのような中で、どのようにすれば会員の皆様にとって楽しく、対話しやすく、参加しがいのある学会になるのか。答えをすぐに出せるわけではありませんが、するべきこと、考えるべきことを地道に進めていきたいと思っています。
当面の具体的な課題として、以下の三点に取り組んでまいります。
・情報発信の強化に向けた学会ホームページの充実
・学会誌「教師学研究」の投稿・査読プロセスの円滑化
・実践者の指針となる研究倫理ガイドラインの公開
新役員とともに、新しい技術の助けを借りながら、会員の皆様の実践と研究を支える学会運営に努めてまいります。今後とも、変わらぬご支援とご協力をお願い申し上げます。